明けましておめでとうございます。今年1回目の記事は、前回からの続きとしてプラチナカードを使うコツを紹介したいと思います。(参考:【第117回】2018年はプラチナカードの勢いがすごかった!

プラチナカードって?

1980年にアメックスが年会費の高いゴールドカードを発行し、前回も紹介しましたが、1993年にさらにワンランク上のプラチナ・カードを日本で発行しました。

このプラチナカードで何ができるかというと、ゴールドカードで利用できる国内線ラウンジだけでなく、国際線の空港ラウンジを利用できたり、対象のレストランを2名以上で予約すると1名分のコース料理が無料になったりと言う特典などを受けられます。

また、海外旅行傷害保険の金額もアップするため、別途追加で旅行保険に加入しないという選択肢もあります。

特におすすめなのがコンシェルジュデスクの活用です。実際のプラチナカードやブラックカードのサイトには「パリでオペラを鑑賞して、あのホテルに泊まりたい」「銀座界隈で、和食のおいしい個室のあるお店を探してほしい」と言うような事が書かれており、こんな文言を見ると「パリでオペラなんて見ねぇよ。関係ねぇ~」と思ってしまうのではないでしょうか。

ゴールドカードやプラチナカードなんて富裕層や大企業の重役が持つ物と思っている方も多いでしょう。

コンシェルジュデスクは"高級"である必要はない

「高級ホテルや高級レストランを予約することもないし、コンシェルジュデスクって何の役に立つの?」と聞かれることが多いです。

筆者もコンシェルジュデスクはよく利用しますが、実は"高級"である必要はありません。

例えば、「大阪のビジネスホテルを予約したい」「ママ会のお店を予約したい」というような依頼もOK。さらに金額まで指定して「大阪のビジネスホテルを1万円以内で予約して」「ママ会のお店を1人3000円以内で検索して」というような依頼もできます。このような依頼ができるのであれば使ってみたいと思うのではないでしょうか。

さらに、オペレーターによっては、「△△のチケットであれば、○○の方が安いのでこちらで予約してはいかがでしょうか」というような提案があるなど、安くする努力もしてくれます。

もちろん、予約困難なチケットの依頼をしたり(確実にとれる保証はありません)、発売前の新幹線チケットなどを依頼しておく事もできるため、秘書を雇っているようなイメージです。

大企業の重役は秘書がいるため、コンシェルジュデスクを使う必要がありません。むしろ、それ以外の人が持った方がお得というわけです。

年会費5万円は高いのか?

アメックスのプラチナ・カードの年会費は13万円(税抜)ですが、ここまで高いカードはおすすめできません。おすすめできるのは年会費5万円(税抜)まで。

「クレジットカードに年会費5万円(税抜)も支払うなんて」と思われる方も多いと思いますが、月間に直してみると約4500円です。

スマホの料金で考えてみましょう。MMD研究所による「2018年11月 モバイルデバイスの利用料金実態調査」を確認すると、スマホ代は月額7000円~9000円台が最多となっています。年間で考えると8万4000円~10万8000円です。年会費8万越えですよ。

もちろん、スマホはLINEができるしニュースも見られるし、動画も見られるし、支払うだけのカードとは違うじゃん、と言う意見もあると思いますが、コンシェルジュデスクは24時間365日利用する事ができます。

忙しくて旅行の計画もできない、飲み会の幹事を引き受けたけど、お店を調べる時間がない、と言うような時にコンシェルジュデスクを活用すれば、時間の節約になりますね。

エポスプラチナカードの年会費は3万円(税込)(年間100万円以上利用すると2万円)、JCBプラチナは2万5000円(税抜)です。月額で考えると2300~2500円程度。時短のためにプラチナカードを持つというのもおすすめです。

菊地崇仁

ポイント交換案内サイト「ポイント探検倶楽部」を運営する株式会社ポイ探の代表取締役。さまざまなポイントやカード情報に精通し、テレビや雑誌等で活躍中。著書に『新かんたんポイント&カード生活』(自由国民社)等がある。